ディーター・レンツェン

Dieter Lenzen
ディーター・レンツェン
ドイツ
ハンブルク大学 学長

メッセージ


アフリカ・サブサハラ砂漠以南の地域、そして世界中の高等教育の展開についての私のビジョンは、高等教育システムを導入する際の時間枠や必要条件に関して、いわゆる「発展途上国」に対する「先進国」の根深い偏見を排除することに焦点を当てるものです。米心理学者マズローの欲求段階説に影響され、「先進国」は教育を、基本的な欲求が満たされてからのみ発展させるものと考えるに至っています。教育は基本的な欲求であります。そして教育は、経済や政治のゴールを目指す努力をしながら培うことができ、また培われなければならないことなのです。サブサハラ砂漠以南の遺児学生達は、弱々しく、自立を促すような、見下した、恩着せがましい同情的な種類の教育は必要としていません。彼らは、世界のその他の地域の学生達が必要とするような、本来の意味での高等教育を必要としているのです。今後100年間で私が展望することは、これらの国々における高等教育が、贅沢ではなく必要なこととして、また、国の発展の最終ゴールではなく、更なる発展を前進させていく動力として、そして、幾つかの国からの他の国々への一方的な支援ではなく、全ての人々の利益のための相互発展のプロセスとしてみなされるようになることです。


旭日重光章受章


ディーター・レンツェン氏は日本・ドイツ間の学術交流及び相互理解の促進に寄与したとして、2015年4月、旭日重光章を受章しました。


委嘱状交付の写真


左から藤村副会長、レンツェン氏、中根特命全権大使


関連情報


ドイツの賢人 レンツェン氏に委嘱状をお渡しする


ハンブルク大学のレンツェン学長(賢人達人会メンバー)来日

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