アフリカサブサハラ49か国から各国1人の遺児を選抜・海外留学を支援する「アフリカ遺児高等教育支援100年構想」。この構想を強固に支える諮問機関、「賢人達人会」に、アメリカから新たに3人の方がご就任されました。各メンバーに対し、藤村修あしなが育英会副会長が米ニューヨークにおいてご挨拶をしました。下記にまとめてご紹介いたします。


◆ウィリアム・イーストリー氏
10月15日、ニューヨーク大学経済学教授のウィリアム・イーストリー氏へ「賢人達人会」の委嘱状が交付されました。イーストリー氏は経済学に加えアフリカの研究でも大変造詣が深いお方です。本会の遺児支援を聞き、「私の父も遺児でした。父は奨学金を得て、博士課程まで修了し大学の教授になりました。教育は本当に大切です。100年構想に深く賛同します。」とのお言葉をいただきました。


◆シーナ・アイエンガー氏
10月17日、コロンビア大学教授でありNHK「白熱教室」をはじめ「選択」を題材とした研究でも著名なシーナ・アイエンガ―氏へ「賢人達人会」の委嘱状が交付されました。京都大学へ留学していた経験など、日本とは深いつながりがあります。「賢人達人会に参加できてとても嬉しいです。私にできる限りの協力をし、アフリカ遺児支援を進めたいと思います。」と決意を述べられました。2016年初旬には日本でのスピーチ等の活動も予定されており、更なる活躍が期待されます。


◆ナンシー・ボドゥルサ氏
10月17日、外交問題評議会(CFR)副会長であるナンシー・ボドゥルサ氏との面談が行われました。ボドゥルサ氏はケニアでの留学経験や西アフリカでの研究経験もお持ちです。
あしなが育英会の活動を聞き、「私は『あしながおじさん』を幼い頃に何回も読みました。大好きな本です。大学との連携やネットワークの拡大などを通し、更なる遺児の救済に協力いたします。」と素敵な笑顔で語ってくださいました。

以上、「賢人達人会」へアメリカから新たに3名がご参加くださいました。2015年10月現在、「賢人達人会」は世界25カ国、71名の方が参加。遺児の進学やアドバイスなど様々な協力が期待されます。過去45年間で95,000人もの遺児へ進学の道を開いた「あしなが運動」は、アフリカの遺児救済へ活動を拡大し、支援の輪を更に広げます。

                                  記者 徳松愛